こんにちは!konatsuです。
今回はいつも私のYouTubeの動画を見てくださっている方はもうご存じではないかと思われるあのおじいちゃんについて少しお話をしようと思います。
私が外で車をいじっていると必ず様子を見に出てくるおじいちゃん。
たとえ、なん〇も鑑定団がやっていても、のど〇慢がやっていても『次はどこかまーかや?(次はどこを構うんだ?)』と言いつつ家から出てきて作業を見守ってくれています。
そんなおじいちゃんは現在80歳を超えているので車の運転はもうしていません。だからこそ私が車をあちこちいじっているのが余計に気になるのかなとも思います。
私からみるおじいちゃんの存在
おじいちゃんは昔から自由人で、歳をとってもずっと遊び心を忘れず、それといって多くを語るわけでもないのに発した一言が面白くて、寛大な心の持ち主です。誰とでもすぐに打ち解けることができるので出かけている間に気が付いたら知らない人と仲良くなっていたりします。地域のイベントに行くとイベントを運営している側の人だと間違えられます。社交的だけどおばあちゃんの事は大好きで、ずっと一途に想っている姿がとても素敵です。おじいちゃんは私が将来こんな風になりたいなぁと思う理想の人でもありとても尊敬しています。周囲の人から私とおじいちゃんは似ているところがあるとよく言われるのですが、まだまだおじいちゃんにはかなわないなと思います(笑)。でも、やりたいと思ったことはとりあえず挑戦してやってみる精神は、もしかしたらおじいちゃんから受け継いだのではないかと思います。
おじいちゃんと私の共通点
おじいちゃんと私の共通点は、自然や花が好きである、華道や書道の経験がある、自由人だ、といったところかなと自分では思います。今思うと私がおじいちゃんに影響されているように思いますが、小さいころから竹を切ってそうめん流しをしたり、山に入って山菜を採ったり、畑に野菜を植えたり収穫したり…学校では習わないような遊びを教えてくれたのも全部おじいちゃんで、そういったことをしながら育ってきたからより自然や花・書などが好きになったのではないかと思います。
おじいちゃんの名言
私の動画内では、おじいちゃんがよく冷静かつ的確に思ったことを口にしてくれます。私がジムニーのカスタム中に一番言葉を失ったのが「なんのために?」です。正直それを言われて返す言葉がありませんでした。車のカスタムは便利グッズから装飾品まで様々なパーツが沢山あります。完全に自己満足なカスタムもいっぱいしてきました。この言葉は何回か言われましたが、ウキウキしながらカスタムをしていた時に「なんのために?」といわれると、光の速さで現実に戻された感覚になります。ジムニーに乗って一年経ち、ついにおじいちゃんから「車ドラ」とも言われたので、これからは自己満足だけではなく、必要性も重視したパーツも考えてやりすぎない程度に自分なりにカスタムしていこうと思います。
おじいちゃんの発した言葉の中で心に響いたのは、夕方に空を見ながら「今日も暮れたなぁ」という言葉です。実は少し前から(病気とかではなく元気なのですが)おばぁちゃんが入院していてコロナ対策の関係で面会ができず、しばらく会っていません。その言葉を聞いたときは普段発しないおじいちゃんの寂しい気持ちが表れている感じがして涙が出そうになりました。毎日朝がきて当たり前のように日が暮れる毎日の中で、ただ単に当たり前のように普段と同じような“一日”を過ごしている自分は夕日を見ても「今日も暮れた」なんて言葉は出てきません。誰とどう過ごしたのか、今日一日が充実していたのか、悲しいことがあったのかなんて太陽には知ったこっちゃないですよね。おじいちゃんが一体どんな意味でこの言葉を発したのかはわかりませんし、きっと深い意味はないのだろうけど、少なくとも今ある環境を当たり前と感じながら過ごしていた私には、自分の日々の生活を見つめ直す良い機会となりました。
いつも私とおじいちゃんの些細なやり取りを暖かく見守ってくれている皆様にはとても感謝しております。本当にありがとうございます。これからもおじいちゃんと仲良く撮影をしながら一日一日を大切に過ごしていこうと思いますので。宜しくお願い致します。
konatsu