2025年8月下旬、20代最後の挑戦として日本一高い山【富士山】に登りました!初めてだったので親戚の山登り大好きメンバーとツアーに参加。
私のYouTubeでは、登山前に購入したモンベルの商品紹介動画富士登山動画、そして今回の登山で持って行った持ち物全て見せます!という動画を公開していますが、それ以外にも動画では伝えきれないことがたくさんあったので、今回の登山を動画より細かくお話しします。(備忘録として残しておきたかったので、長文になってしまいました(´-`).。oOユルシテネ…
 
初めて富士登山をする方や、ツアーに申し込んだ方、富士宮ルートで登るよ!という方など、是非最後まで読んでもらえると嬉しいです☻
富士登山の動画はこちらから↓


登山前日 車で島根から静岡に向かう


朝早くに島根を出発して、運転を交代しながら車で静岡県の富士宮のホテルへ向かいます。たくさんの荷物を持っていくのと、帰りにお土産が山盛りになるだろうと思ったのと、人数の関係で、今回は私の愛車であるジムニーでは行きませんでした。(案の定帰りは荷物が山積みになりました。)
のんびりと向かって17時半ごろにはスーパーホテル富士宮インターにチェックイン。たくさんの種類のウェルカムドリンクがあり、お酒やジュースがあったので、色々いただきました。その後、徒歩で近くの焼肉屋さんに行きスタミナをつけて、島根にはないゲームセンターやドラッグストアに行き部屋に戻って23時ごろ就寝。スーパーホテルが睡眠の質にめちゃくちゃ拘っていたお陰でとってもぐっすり寝ることができました。ホテルの方の対応もとても良かったです!

眠りにつくまでの間は、頭の中では色々な事を考えていました。明日は良い景色が見えるんか、、、?どんな天気で登るんだろう、、登っても真っ白だったらどうしよう〜動画ちゃんと撮れるだ〜か〜、、とか。そもそも焼肉屋に歩いて向かっている時も、生ぬるい風と分厚い雲で、富士山どこにある?状態で。。。
雨はとりあえず降らん予報になっちょったけど下界の話だしなぁ〜
あと、エネルギー補給のための焼き肉を食べ過ぎてしまった、、美味しかったなぁ、、

ス ヤ ァ 、、、(´-`).。oO

こんな感じでした。

でも寝付くまで1分もかかってなかったかも。

富士登山当日

車から見る富士山の看板と曇り空

朝9時半にホテルを出発し、水ヶ塚公園駐車場へ向かいました。とにかくずっと上り坂!!当たり前か!ここでやっと自分がいつの間にかもう富士山に登っているじゃないか!と気づきました。なぜ気づかなかったのかというと、上の写真の通りこの時もまだ富士山は雲に隠れていて見えなかったから。まぁ、カンカン照りよりはこの天気の方が登りやすくていいか!と、気持ちは割と前向きでした。

ツアーの方々と集まった後は、ガイドさんによる荷物チェック。この時にこれは置いて行った方がいいよ〜と言われた物(雨具を収納する袋や多すぎる飲み物等)をリュックから出してまとめて預かってもらう感じでした。預かってもらった物は、下山後に返却されるのですが、もし時間に余裕があるのなら車に置きに行ったほうが良さそうです。なので集合場所の近くに駐車できると一番いいですね(^ ^)
必要な物・要らない物については動画で紹介しているのでそちらを見てください♩


ちなみに、登る前にみんなで写真を撮りました。この写真は下山後に現像していただけて嬉しかったです☺️みんなにこにこでいい思い出!

みんなで富士山五合目の登山口までバスで移動。大きいバスでくねくね急勾配の上り坂は乗っていて楽しかったです。到着してバスから降りた時点でもう標高2400mにいる!鳥取県にある大山の標高が1709m(中国地方最高峰)と思うと、すごい高いところまでバスで来ちゃったな!スタートがこの標高って、やっぱ富士山高いな!!と感じました。

一気にバスで高度を上げたので、登山スタート前の1時間くらいは高度順応をさせながらお昼ご飯でいただいたおにぎりとからあげのお弁当を食べたり、ストレッチや最終確認をしました。

お弁当のおにぎり3つと唐揚げ

登頂するためにしっかりたべてエネルギーを蓄えるのだ!


ちなみにお手洗いはこの五合目までは無料なのでみんなここで行っておくようにと言われました。この場所ではお土産コーナーや登山グッズのレンタル等もあるので、時間があれば覗いてみて、欲しいものがあれば目星をつけて下山後に買うといいみたい!私は中まで入っていないので、もし次個人で登ることがあればゆっくり時間をとって入りたいと思いました。

登山開始

五合目の登り始めから見上げた富士山

富士宮コースでの富士山五合目からついに出発。登りはじめはワクワクした反面、ちゃんと撮影できるかな〜という不安はありました。が、割と登ることには心配ありませんでした。多分変にアドレナリンがぶわぁ〜〜っと出ていたんだと思います。あとはツアーの安心感がすごい!ガイドさんが頼もし過ぎてすごい!!

登り始めにペースや歩く歩幅を教えてもらいました。歩幅は自分の足のサイズくらい小股で登っていく。そして足をつく時には足の裏全面をペタッ、ペタッとハンコをおす感じで登ると教わりました。とにかくゆっくり動くと体力を消耗せずに済むらしい。宇宙飛行士が月面を歩いているイメージくらいの遅さです。ちなみにここでは酸素は薄いな〜とは全く感じませんでした。

そこから25分くらい登ってすぐに六合目に到着。体感的にはあっという間です。そこでは15分くらい休憩しました。休憩は山小屋があるところだけではなく、ちょっと広い道があれば途中で立ったまま1分休憩とか、節目の建物があるところで10分休憩がとれました。

大きい休憩の時はすぐにリュックを置いて身軽にするのが最優先らしいです。そうじゃないと普段慣れないリュックの重さで肩こりになり、吐き気を誘発する事があるからです。私の場合、リュックはモンベルのチャチャパック30Lを使用しており、しっかりと腰ベルトでもリュックを支える事ができていたため、肩こりは全くありませんでした。これ、かなり大事なことかも。高山病で気持ち悪くなるのはしょうがないけど、肩こりでそうなるのは防げるから勿体無いと言っておられました。リュックを下ろしたらちゃんと水分や行動食も取ります。水とスポーツドリンクを交互に飲むのがオススメだそうです。

アミノバイタルゼリー

私はアミノバイタルのゼリーを登る前・途中に(下山後も)飲んだり茎わかめを食べていました。ゼリーは栄養が凝縮しているのでもってりとした味です。フルマラソン用とかでセットになってるものを買うのがおすすめ!

富士山での呼吸法について

高度が高くなってきたら、ふ〜〜〜っと長めに息をしっかりと吸って、その後少し止め、そしてしっかりと息をふ〜〜〜っと吐き切るという呼吸法をするようにと言われました。ちゃんと吐き切らないと、次に吸い込む空気がしっかりと肺に入らないからです。そして少しでも足が止まったら深呼吸をするとなお良し◎
だんだん高度が上がってくるにつれて、ハァ、ハァという悪い呼吸にいつの間にかなってしまうので、意識的に呼吸をする事が大事だと言われました。あとは『急』がつく動きはしないこと。走ったりするとすぐにしんどくなるらしい。

登山中盤〜八合目の山小屋に着くまで

見渡す限りの雲海


だんだん標高が上がると植物が紅葉していたり、植物そのものの数が減っていきました。気がつけば雲の上で、飛行機はいつもより近く感じ、だんだん日が暮れて空の色が変わっていく光景がとても綺麗でした。心配していた天気の方は全然大丈夫で、風もなく雨も降らず暑すぎずという素晴らしい条件のもとで登る事ができました。

ガイドさんともたまにお話をしながら登っていくのですが、今日の女の子たちは大丈夫そうだ!って言ってもらえて嬉しかったです。
実際に体力的には全然大丈夫で、正直鳥取の大山の方がきついと思いました。大山はずっと階段だし段差もでっかいからねぇ、、、まさに修行道!それに比べて富士山は段差が少なくて、ハムちゃん🐹のごはんのようなカラフル溶岩と灰の上をジャリジャリ歩いている感じでした。たまに段差があるけど特にきついとは思わんかったなぁ。(めっちゃ人によります)

カラフルな溶岩の石ころたち


そもそもこんな日本一高い山に私みたいな人でも楽に登れるようにしてくれてるのはガイドさんにペース配分をしてもらっているからだな、凄いなと思いました。
(どんどんグングン登るとめちゃくちゃ辛くなる&高山病になりやすいらしい)

だんだん日が傾いてきますが、暗くなる前に帽子にライトを装着!帽子のつばをヘッドライトのゴムでペロンと挟んで、自分が歩いている足元がしっかりと照らされるように工夫をします。さらに暗くなってきて、ライトをつけて登る頃には足場も悪くて溶岩の塊の隙間に足を入れて登る感覚でした。ロッククライミング斜面バージョンって感じ!

八合目の山小屋、池田館に到着


山小屋についたら、あっという間にすぐ食事。カレーが体に染みるではないか!消灯までにそんなに時間がないので急いで食べて、この時点で19時40分。
20時が消灯だけど、それまでにトイレとか水を買ったり体を拭いたり、とにかく出発に備えるための身支度をしました。そしてあっという間に消灯!!!雑魚寝なのでみんなで並んで寝ます。私は上の段の端っこでした。宿の詳しい様子は登山動画を見てね。

池田館内の様子

ホットアイマスクをつけてアミノバイタルの栄養の粉を飲んで横になったのだけれど、こんなに早い時間に眠れるはずもなく、目を閉じてしばらくみんなのいびきを楽しみました。耳栓ノイキャンイヤホンがあればいびきを気にせずに眠れるかもです。

用意されたモンベルの寝袋と枕と朝食のパンの袋


この山小屋がある場所は標高3,250mなので、この時点で体調が悪くなる人も結構見られました。高山病になり、突然吐いてしまう人もいるので、気になる方はマスクもした方が良さそうです。あと乾燥もするのでリップクリームもあるといいかも。夜間ということもあり気温は一桁台で外は寒いけど寝る場所はあったかくて、用意されていたモンベルの寝袋が心地よかったです。横になるって大事ですね。
ちなみに、通路側を頭にした方が酸素が濃いと教えてもらったので、元あった向きとは変えて寝ました。確かに濃かったかも。

そして、もしここでもう無理!となっても、この八合目の時点でもうすでに日本一の場所にいるから、ここから登るのが難しい場合は自分の中で頂上をここにしてもいいと言われました。

起床・出発!

夜中の3時ごろに出発の支度をして、みんな外に出て歩き始めました。寒いので防寒着として持ってきていたダウンを着用!まだくらいこの時間は植物が光合成をしていないので酸素がとっても薄かったです。教えてもらった呼吸法を意識して自発的にやらないと苦しくなるので、意識して大きく呼吸をしていました。(ふーーー、す〜〜!が聞こえるくらい。)

なんとなく、たまに出るあくびの時にすごく酸素を吸えた感じがして、酸欠の時に勝手に出るあくびって自発呼吸よりもすごく効率よく空気を吸えるような仕組みでなっているんだ!!!人間の仕組みってすごいわ!!!と感動しました、、、笑
私が携行していた酸素缶も命の源となり、ちょっと苦しいなと思った時に吸うと復活したので、本当にこれは持っていてよかったと思いました。コンパクトで酸素がが凝縮されているものがおすすめです。

そろそろ御来光

九合目に着いた時点でそろそろ日が昇る時間になったので、その場で朝食でもらったパンを食べながらみんなで御来光を見ることになりました。

九合目から見る富士山の御来光


みるみるうちに真っ赤な太陽がぐわ〜〜っと昇り朝焼けになる、そしていつの間にか普段と変わらない朝に。暗闇だった頃からほんの少しの時間で風景が変わり、いつも通りの朝になるこのサイクルがこんなに壮大なスケールで行われているのか!!と思うと、すごいなと思った。しかもそれを日本一高いという壮大なスケールの山から見られるなんて凄過ぎ!これから家でも早起きをして、たまには朝日が昇るのを見てみようかなという気持ちになりました。

すっかり太陽が昇り明るくなった景色

明るくなってからは足元が見やすくなったのもあり、すごく登りやすかったです。明るいとは素晴らしい!!太陽の役目スゴイ!

足が痛いとかもう登る体力がないとかそういう感覚はなかったけど、普通にこの距離を登り続けるのは何ともないわけではなく、ちょっとしんどいなとは思いました。
この辺りからはストックを片手に2本持って、もう片方の手は岩場を掴んで登るような場所が増えてきて、本格的に頂上に近づいた感覚がしてきました。こういう場面が多いのかなと思ってたけど割と最後の方だけなんだなと思いました。

だんだん頂上の鳥居が見えてきてはいるのだけれど、その手前に月山富田城跡(島根県安来市)の七曲り、崖バージョンみたいなのが見えてテンションが上がりました!

七曲りのようなジグザグの登山道

頂上へ

富士山の頂上入り口にある鳥居とこなつ

ついに頂上につくと、割と広くて神社や売店があり人もたくさんいました。まあそうか、色々なルートでみんなここを目指してるんだもんね。
おみくじは100円お守りは小さいものは500円、それ以外にも色々ありました。

頂上では、普段私たちが想像するような富士山の姿ではなく、そこには大きな火口がありました。こんなのドラクエでしかみたことない!山頂の火口、かっこいい!

富士山の火口

富士山の本当の山頂『剣ヶ峰』へ

富士山は到着した売店や神社があるところが山頂ではなく、実はさらにその先の火口を過ぎた先にある剣ヶ峰が本当の頂上。体力がある人や、興味がある人は行きましょうか〜とガイドさんに言われたので、行ってみることにしました。そこには観測所もあるのでとても興味深い!
山頂まで行くには、柵を掴むor這って登る並にきつくて滑りやすい坂を登らないといけない!ここは本当に登りにくかったのと、降りる人が滑ったりしてとても砂がまっていました。下の写真の砂漠色の斜面がきついところです。見た目の百倍きつい。

富士山の本当の山頂である剣ヶ峰


そして登りきった頂上に、『日本最高峰富士山剣ヶ峰』と刻まれた石碑があったのですが、その場所の写真を撮るための列が一時間待ちだったので、そこには並びませんでした。でも!!本当に一番高い赤い印には触りました!!これが証拠写真・:*+.\(( °ω° ))/.:+

剣ヶ峰山頂の一番高いところの赤い印

下山開始

朝8:50くらいから下山を始めました。山頂はあっという間!
下山ルートは来る時と違う道で、御殿場ルートや大砂走を通る道でどんどん降りていきました。実は半年前から右足首を原因不明で負傷していたのですが、そこを庇った降り方をしていたために、左のふくらはぎと両前ももがパンパンになってしまいました。後は利き足とかの違いで、意識しないとどうしても筋肉痛がちょっと偏って出ちゃいます。私だけかな?

ストックがないと降りる時にすっ転んでしまいそうになるので、下山の方が断然きつい!結構転んでいる方も多かったです。転んだ時に手を持って行かれて骨折するのを少しでも防ぐため、ストックの紐には手は通しませんでした。
下山途中は山小屋でカレーを食べました。レトルトとかじゃなくてちゃんと野菜の入った美味しいカレーでした。
ちなみにうどんとかカップラーメンとかもあったような気がする!

下山をしていくと、大砂走りと呼ばれる場所までやってきました。

大砂走りの様子

ふかふかで足がはまるような灰と砂利の道を、踵からぐっとはまりながら走って降りていくのがとっても楽しい場所!ここでは足首が痛すぎて途中で大砂歩きとなりました。。。が、じゃりじゃりしてわりと面白かったです。ただ、登りたくはないかな、、というくらい足を取られるので登りはきついと思います。
この場所を登って山頂に向かう人がいたけど、凄過ぎ!私は鳥取砂丘を思い出しました。

途中で宝永山にもせっかくなので寄って、写真を撮ってまた下山。またちょっとだけ登り返しがあるけど、登りならまかせて!登りの筋肉を使いたいぜ!と言う気持ちでした。

無事下山!

あっという間に五合目のバス乗り場に到着しました。帰りのバスはぎゅうぎゅうで、補助席や臨時のバスがでました。バスの車内では、みんな静かで寝てる人が多かったです。

バスから降りるとツアー参加者には飲み物やお菓子が配られて、登山開始前に撮った写真の現像したものがもらえました。うれしー!

帰りは眠くなりやすいからこのまま運転して帰るとかはとても危ないらしいので注意!
耳の中、鼻の穴の中、身体中がとにかく灰と砂だらけで髪もギシギシ、靴紐の青色も砂の色になり鞄も何もかも砂だらけになったので、車に乗る前に体から外せるものは全て外して着替えて、砂だらけのものを90リットルのビニール袋にまるまる全部入れて封印して車に乗せました。でっかいビニール袋があって助かったー!!!
この時点で16時くらいです。
そして水ヶ塚公園駐車場にあるお土産店に行ってお土産を買って、最初に泊まった富士宮のホテルでまた泊まりました。近くにあった居酒屋、どの料理も美味し過ぎてまた行きたい!

最後に

今回は初めての富士登山ということでツアーでの参加でしたが、超プロフェッショナルなガイドさん方からペース配分を含め基本的な登山の知識が学べて本当によかったです。
もしいきなり個人で登っていたら、高山病がひどく出たり、山頂までたどり着けず、こんなにいい思い出になっていなかったかもしれません。もしこれから登ろうかなと思う方がおられたら、是非最初はツアーをお勧めします。その方が登頂率も絶対あがると思います( ^ω^ )

長々と書いてしまいましたが、この体験を自分でも忘れないようにここに残しておきます。そしてまた富士山やそれに近いような超絶BIGな山に登ることがあれば、この記事を自分でも見返して、『初心忘れるべからず』の気持ちで楽しく登りたいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

konatsu camper
こなつ